オオクワガタの『飼育』
オオクワガタについて
●体長:♂21.6 〜 84.3(mm) ♀27.0 〜 48.0(mm) ●学名:Dorcus
hopei binodulosus |
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日本でもっとも大型になるクワガタである。Dorcus系(他にヒラタ・コクワガタなど)に分類している。 採集物の最高サイズが、70mmUP・ブリード物でも84.0mmが出ている。オオクワガタは他のクワガタ よりも飼育しやすく、気性も大人しい。 長生きでもあり、平均的に2年から3年は生きる。上手に育てる方は、5年も飼育記録が残されている。 ただ、近年昆虫ブームの波にのって、採集物つまり天然物の現象が続いている。 しかもブリード物を放虫してしまい、採集してもワイルド゙物かブリード物かの判断ができなくなって いるのが現状である。(産地によりけり) |
国産・HOPEIシリーズ♪
兵庫県川西市畦野産 WF-1 | 佐賀県三養基郡三根町坂口産 |
阿古谷産 F7 リンカーン血統 | 超阿古E血統 F2(兵庫県) |
中国・福建省建歐産 F2 | S−AKO(兵庫県阿古谷) |
山形県五味沢産 F4 | 匠阿古(兵庫県阿古谷) |
Prence of Kawanishi76α(産) | SN血統(佐賀県筑後川流域産) |
おにむしホワイトアイ |
国産オオクワガタの産卵Set | |||
左の図が簡単な産卵セットの組み方です。 図を見てのとおりなんですがこれが初心者さん にはオススメさせていただいております。 一番下にはマットを硬詰めし、その後上に産卵木 を置きますその上から軽くマットを詰めます。 それで水分量はマットを握って調度固まる程度 が望ましいでしょう ※実際の画像は今後載せられるようなら記載する |
成虫管理 | 通常にマットを2〜3センチ引きそして転倒防止材を入れ後はエサを入れるだけ。 越冬時のみケースの6〜7分目ぐらいまで埋め込みマットを入れ霧吹きをして餌 をいれておく。定期的にチェックが必要。成体管理温度は25〜27℃ |
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幼虫管理 | 割り出し時期によるが、初令の段階で管理のしかたによってまた違ってくる。 オオクワは菌糸に強いほうなので初令から菌糸に入れても大丈夫と思われる。 なので最初から入れてしまう場合が多いのだがマット飼育や、材飼育も可能。 管理温度は、20〜25℃がベスト。ただ色んな試行錯誤でやられてるブリーダー もおり自分ならではの温度帯や時期によって温度を変えてみるのも1つの方法で ある。 |
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蛹状態 | この状態時は揺らしたり触ったりすることは厳禁である。 この状態で異常をきたすと羽化不全もしくは、この状態で落ちてしまうので 一番良い方法は放置することである。 菌糸の状態にもよるが菌糸につめてある状態で自然に羽化させるのが望ましい。 もちろん気になる人は露天掘りや人工蛹室へ移し変える人もいる。 |
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羽化 | 蛹状態と同じで羽化したては触らないほうが良い。まだやわらかいため触ると 部分が凹んでしまったりしまうためである。非常にデリケートであるので取り扱い に注意が必要である。大体1ヶ月はそのままの状態が望ましい。餌もまだ早い。 |