累代表記について

 

実際、クワカブ業界においての累代表記は統一されていないの現状です。
ここでは『Insect ism』内での累代表記について記させていただきます。

これは、他のHPや著書で読んだのですが、遺伝子学上ではWildという表記はありません。
他にもF0という表記も実質上不可能とのこと。
◎最初につけられているFとは、
Filial generationの略(インライン飼育をされたことによって初めてFが付く)

WD(Wild) ワイルド・野外採取固体。
WF1 野外採集交配済み♀からの子供(持ち腹)。
WD同士の交配第1世代
WF0同士の交配第1世代
F0
もしくはWF0
野外採集幼虫・野外採集幼虫が成虫になった固体。
F2 同血統・同産地
WF1×WF1もしくは、F1×F1
F3〜FI 上記のF2同士の交配以降の表示(同血統・同産地)
戻し交配 どんな状態でもF1に戻ることとします。(実際の遺伝子学上に基づいて)
CB
Captive Breed
管理下繁殖
別血統個体のカップリングにより、血の入れ替えを行った第1世代
同産地は必須。いわゆるアウトラインといわれているもの。
HB
Hybrid Breed
交雑繁殖
別種・別亜種、あるいは別産地交配第1世代(本来)
『例:オオクワ×コクワ』などが該当』

本来なら上記の内容だが、クワ業界では別産地のクワガタを交配した
場合に使用される。(例:山梨産×阿古谷産)